認定資格「こども家庭ソーシャルワーカー」 初試験は合格率90%
2025年04月05日 福祉新聞編集部
一般財団法人日本ソーシャルワークセンター(白澤政和代表理事)は3月27日、今年度から始まった認定資格「こども家庭ソーシャルワーカー(SW)」の合格者が703人だったと発表した。受験者は781人で、合格率は90%だった。
こども家庭SWは、児童相談所や児童養護施設などの指定施設で働く職員を対象にした認定資格。受験資格を得るには、社会福祉士や精神保健福祉士といった国家資格の有無や、勤務年数などによって異なる研修を受講する必要がある。
資格取得ルート別の合格者の内訳は▽1号(主に相談援助を2年以上行った社会福祉士など)499人▽2号(相談援助の時間が仕事の半分に満たないが2年以上働いた社会福祉士など)78人▽3号(4年以上主に相談援助をした福祉士資格未取得者)103人▽4号(4年以上保育所などで相談援助をした保育士)23人――だった。合格率は1号と2号がいずれも94%と高く、3号は76%、4号は74%だった。
試験はこども家庭福祉やこども家庭福祉とソーシャルワーク(総合)など4科目・64問。総得点の60%程度を正解し、4科目すべてにおいて得点があることなどを合格基準としており、今回の合格点は39点だった。
同センターは「決して安易な試験ではなかったが、結果的に高い合格率だったのは、受験者がしっかりと研修を受講した結果だ。取得した資格を生かして、日ごろの仕事に励んでいただければ」と話している。