就労選択支援員の養成研修 6月~来年2月、受講者募る〈厚労省〉
2025年06月05日 福祉新聞編集部
厚生労働省は10月に創設される障害福祉サービス「就労選択支援」で、配置する必要(経過措置あり)がある就労選択支援員の養成研修を始める。
オンデマンド講義(6時間)と対面での演習(5時間)があり、6月から来年2月にかけて計10回開かれる。受講は無料。
講義では就労選択支援の目的、就労アセスメントの手法などを3週間で視聴し、確認テストを受ける。その後の演習は都内会場(新宿区の戸山サンライズなど)で行われ、ニーズアセスメントの手法、アセスメントシートの具体的活用などを学ぶ。
養成研修の受講対象者は、高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)の障害者就労支援基礎的研修を修了した人、または障害者の就労支援分野の勤務が通算5年以上の人。2027年度末までは基礎的研修と同等以上の研修(就業支援基礎研修の就労支援員対応型など)でも受講することができる。
定員は100人。締め切りは開催日程により異なる。申し込みは専用サイトから。問い合わせは就労選択支援員養成研修ヘルプデスク(電話03・5577・2051、sentaku-yousei@insource.co.jp)。