特集 今改めて虐待に向き合う

2025年0711 福祉新聞編集部
月刊福祉8月号

虐待は大きな権利侵害です。虐待防止の法制度・体制整備がすすむとともに、社会的弱者の権利を守る社会福祉法人・福祉施設においても取り組みがすすめられています。しかし、依然として虐待発生に関する報道は後を絶たちません。

こうした状況のなかで、今改めて、虐待を起こさない施設をつくるために、どのような取り組みが必要となるのかを考えます。

 

▼論文

高齢者虐待の防止にあたり事業者に求められること

―「身体拘束ゼロの手引き」の見直しを踏まえて

滝沢 香 東京法律事務所弁護士

 

▼レポートⅠ

施設内における虐待防止の体制整備の取り組み

小林 大眞 社会福祉法人千年会 障害者支援施設千年園 理事長・園長

 

▼レポートⅡ

身体拘束ゼロを継続するケアを考える

―特別養護老人ホームくやはらの実践から

横坂 絹代 社会福祉法人久仁会 特別養護老人ホームくやはら 施設長

 

▼レポートⅢ

養護者による虐待に対応するための地域での連携

中田 秀博 八代市第3地域包括支援センターだいち センター長

 

▼レポートⅣ

施設に市民の目を入れることで虐待の芽を摘む

堀川 世津子 特定非営利活動法人 介護保険市民オンブズマン機構大阪 理事・事務局長

 

▼レポートⅤ

不適切な保育の防止に取り組むにあたっての経営者の視点

山本 慎介 社会福祉法人わかたけ会 わかたけかなえ保育園 園長

 

▼レポートⅥ

虐待の根絶に向けて

―改めるべきは施設長の姿勢

金涌 文男 社会福祉法人鳥取県厚生事業団 障害者福祉センター友愛寮 前寮長

 

【グラフ21】

群馬県/社会福祉法人愛光園 三桝屋總本店

地域の伝統を守り、未来へつなぐ

 

【ウオッチング2025】

名張市 福祉子ども部 地域包括支援センター センター長 柴垣 維乃さん

なぜ名張では地域を丸ごと支える福祉が実現できているのか

 

 

頁数 104ページ

価格 1,170円

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