東京都「ヘルプマークの日」制定 一層の理解促進目指す

2025年0528 福祉新聞編集部
カバンにつけたヘルプマーク=東京都提供

東京都は5月16日、7月20日を「ヘルプマークの日」に制定すると発表した。東京2025世界陸上(9月)、東京2025デフリンピック(11月)の開催を踏まえ、障害や同マークへの一層の理解促進を目指す。

赤地に白い十字とハートをあしらったマークは東京発祥。義足や人工関節の使用や、内部障害、難病など外見で分からなくても周りの人に援助や配慮を必要としていることを知らせられるよう、都が2012年に作成。17年7月20日にJIS規格に登録され、全国共通のマークとなった。

23年度に実施した都民アンケートではヘルプマークの認知度は66.5%。都は35年度までに認知度を80%に向上させることを目標に掲げており、普及啓発を進める。

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