被災地で遊びの機会を 輪島市でパラスポーツ体験(東京都)
2025年02月02日 福祉新聞編集部能登半島地震の被災地でこどもたちに遊びの機会を提供しようと、東京都は1月26日、輪島市児童センターでパラスポーツ体験イベントを開き、小学生を中心に約100人が参加した。
被災地では小学校の校庭や公園が仮設住宅になるなど、こどもたちの遊び場が減っている状況を受け、都が企業やNPO、学校などと連携してこどもを大切にする社会を目指す「こどもスマイルムーブメント」の一環として開催した。
イベントでは、日本ボッチャ協会などのアドバイスを受けながら、こどもたちはボッチャに挑戦。およそ30人が9チームに分かれ、的となる白いボールを狙って投げ、楽しみながら点数を競った。このほか、パリパラリンピック競泳で四つのメダルを獲得した鈴木孝幸選手によるトークショーなども行われた。