ボリビアで障害者支援する野原さんの話を聞く会 「背中を押せるような支援を」
2025年04月04日 福祉新聞編集部
南米ボリビアで身体障害者自立支援の活動をしている野原昭子さんの話を聞く「ボリビアで身体の不自由な人と共に暮らすということ」が3月19日、神奈川県鎌倉市のカフェ「茶るら」で開かれた。
修道女としてボリビアに渡った野原さんは1999年11月、ボリビア第三の都市コチャバンバで、障害者自立支援施設「聖マルティンの家」を始めた。南米で最も貧しい国と言われるボリビアの福祉制度は決して十分とは言えない。障害がある人たちへの援助はなく、貧しさから障害を持って生まれたり、生後さまざまな理由から障害を負わされ、病院にも行けず、十分な治療が受けられない人たちが多くいる。
話を聞く会で野原さんは「バス停のゴミ捨て場や病院に置き去りにされる障害者をたくさん目にした。自分に何かできないか。できることは限られているといった葛藤が生まれた」と振り返りながら「自分がそっと手を貸すような、背中を押せるような支援をしていきたい」と語った。
話を聞く会に参加した人たちからは「今後どのような支援ができるのか。自分ができることで関わっていきたい」と話した。
野原さんのボリビアでの普段の様子はユーチューブ「聖マルティンの家2025」で見ることができる。寄付も募っており、郵便為替01740―7―65325「特定非営利活動法人エルピス会」で受け付けている。