生き生き高齢者表彰「エイジレス章」「社会参加章」決定〈内閣府〉

2025年0925 福祉新聞編集部
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内閣府は5日、年齢にとらわれずに生き生きとした生活を送るエイジレス・ライフの実践者を表彰する「エイジレス章」と、高齢者の社会参加活動グループを表彰する「社会参加章」を決定した。

表彰は地域社会活動などを積極的に行う個人や団体の事例を広く紹介することで、高齢期の生き方の参考にしてもらうのが目的。今年度は、個人32人と32団体が選ばれた。

個人で表彰された秋田県の石川眞正さん(75)は、郵便局勤務後から仲間とジャズバンドを結成し、定期演奏会を開催。退職後は、福祉施設などへの慰問活動も行った。また秋田市社会福祉協議会の介護支援ボランティアサークルに入会。秋田生まれの芸達者なメンバーによる「あきた芸能つどいの会」の結成にも関わったことなどが評価された。

団体として表彰された相模原市の「おやま一歩の会」は、地域包括支援センター主催の講座を受講した有志で結成。高齢者宅へ訪問し、ごみ出しや買い物など生活支援を行っている。地域包括支援センターなどからの依頼で、7年にわたって年200~300件の活動を実施。会員自身が楽しめる交流会を企画し、住民同士が支え合う地域づくりに貢献している。

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