恒例の雪祭り開催 奥州いさわ会が地域貢献(岩手)

2025年0222 福祉新聞編集部
親子そり引きレースもあった

岩手県の社会福祉法人奥州いさわ会(藤田春芳理事長)は1月25日に雪まつりイベントを開催し、約500人が来場した。親子そり引きレースなどの催しもあり、多くの家族連れが歓声を上げた。

今年はバナナボートをスノーモービルで引っ張って雪原を滑走するアトラクションや、雪上宝探し、雪玉を使ったストラックアウトなどを用意。そり遊びができる「ちびっこゲレンデ」もあった。

イベントは、法人による地域公益プロジェクトの一環。奥州市が運営していたスキー場が閉鎖したため、2023年から地元企業と共同で開催している。今回は法人の職員や地域のボランティアなど30人体制で運営した。

同法人の小原守事務局次長は「開催3年目にして地元紙に『恒例の雪まつり』と紹介されるなど地域に定着してきた。長年地域に親しまれたゲレンデで新しい思い出が生まれるよう活動を継続したい」と話している。