障害福祉事業所の指定取り消し 訓練給付費を返還請求〈横浜市〉
2025年07月11日 福祉新聞編集部
横浜市は6月19日、障害福祉サービス事業所のアラミークス合同会社の指定取り消しを決定したと発表した。事業所はすでに運営を停止している。市は訓練等給付費の返還を求めていく方針。
事業所は、横浜市青葉区で利用定員10人の就労継続支援A型施設として2017年11月1日に指定された。
市によると、23年に運営指導に入った際、20年4月以降サービス管理責任者を配置していなかったことが発覚。また、個別支援計画の未作成、身体拘束廃止・適正化のための指針未作成など運営基準違反があった。
さらに、個別支援計画の未作成に伴う減算や、身体拘束廃止の取り組みの未実施に伴う減算を適用せずに、訓練等給付費を不正に請求・受領していた。監査を実施するための出頭要請にも応じず、検査を忌避するなどして処分に至った。
市が返還を求めるのは、不正に受領した訓練等給付費241万4679円に加え、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の第8条第2項の規定に基づき訓練等給付費に100分の40を乗じて得た額を加算した338万535円。
市は事業所の運営会社に対して返還請求済みで、担当者は「給付費の返還を求めるため、厳正に対処していく」と話した。