社会福祉法人2万1079 10年で約1250増(厚労省)

2025年0208 福祉新聞編集部

2023年度末時点で社会福祉法人は全国に2万1079法人あることが1月28日、厚生労働省の「福祉行政報告例」で分かった。10年間で約1250法人増えた(14年度は1万9823法人)。前年度と比べても5法人増えたが、以前より増加数は減った。

すべての社会福祉法人のうち、施設経営法人は1万8419法人で全体の87%を占めた。社会福祉協議会は1861法人、社会福祉事業団は123法人、共同募金会は48法人だった。

老人ホーム(有料老人ホーム除く)は45施設増の1万3868施設で、定員は3769人増の81万8928人だった。老人ホームの内訳は特別養護老人ホーム1万606施設、軽費老人ホーム2031施設、養護老人ホーム937施設など。

老人クラブは7万7596クラブで、8万クラブを下回った。会員も約30万人減の約377万人で、400万人を割った。民生委員は前年度から1147人増の22万8573人。23年度中の相談・支援は延べ約480万件、訪問(電話、メール含む)は延べ約3320万回だった。

また、身体障害者手帳の交付は478万3069人で約6万人減る一方、療育手帳の交付は128万1469人で約4万人増えた。