介護予防アンバサダーに吉本新喜劇の内場さん、未知さん〈大阪市〉

2025年1128 福祉新聞編集部
左から未知さん、内場さん

大阪市は13日、介護予防の大切さを発信する「大阪市介護予防アンバサダー」に、吉本新喜劇所属の芸人、内場勝則さんと未知やすえさんを任命したと発表した。

アンバサダーの2人は、同市が実施している介護予防の現場で活動を体験するほか、介護予防に関して街の人の声を聞く。また、有識者から話を聞いて、介護予防の意義を学ぶという。

その様子を広報用冊子や動画などを通じて、介護予防の大切さを「明るく元気に」発信していく。

広報用冊子は、来年1月以降に区役所や地域包括支援センターなど関係機関で配布し、ホームページにも掲載する。動画については、大阪市公式SNSなどで公開予定。

市によると、アンバサダーの2人は、特に介護予防の大切さを知ってほしい世代に知名度が高く、共感されやすいことから任命したという。活動期間は来年3月31日まで。

同事業は、市が今年度から開始した介護予防推進の「すかいプロジェクト」の一環。介護予防への参加促進に向けて、これまであまり関心がなかった人を対象に、介護予防の取り組みを「知る」「始めてみる」「楽しむ」「広げる」の四つの柱で実施する。

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