高円宮妃久子さま、社会福祉法人浴風会の大正琴クラブを視察
2025年05月05日 福祉新聞編集部
4月24日に開かれた社会福祉法人浴風会(寺尾徹理事長、東京都杉並区)創立100周年記念式典後、高円宮妃久子さまは同法人の大正琴クラブの活動をご覧になられた。
大正琴は、名古屋で発明された日本古来の楽器。金属の弦とタイプライターのような鍵盤があるのが特徴。クラブは昭和から続いており、現在、週1回活動している。
同日は、養護老人ホーム浴風園や軽費老人ホーム松風園、地域住民ら8人が参加。「みかんの花咲く丘」や「おぼろ月夜」など3曲を演奏した。
演奏後、久子さまは「大正琴を見たことはあるが、演奏を聞いたのは初めて。素晴らしかった」と感想を述べられた。参加者らは「季節によっていろいろな曲を稽古しています」などと話した。
浴風会と高円宮家は1935年の視察をきっかけに関係が続いており、これまでの視察は10回以上に上るという。