特集 保育と復興 ~被災後にどう保育を再開するか~

2025年0107 福祉新聞編集部
保育の友2025年2月号

大規模自然災害発生の際、保育所等は子どもが安心して過ごせる場所として、さらに保護者の負担軽減のためにすみやかな再開が望まれます。

再開後、被災経験が子どもの心に及ぼす影響を踏まえ、子どもの心のケアについて注意をはらう必要もあります。

どのように被災から保育を再開したのか、さらに再開後の保育で留意すべき子どもの心のケアについて学びます。

 

■事例1 熊本地震の発災後から保育を再開するまで

鬼木 紀代美  熊本市・旭保育園 園長

 

■事例2 被災後の分散保育から自園再開までの道のり~新潟豪雨を経験して~

髙橋 優子  新潟県・あらかわ保育園 園長

 

■事例3 配慮を要する子どもと被災後の保育

富山県・A保育園

 

■Q&A 被災後の保育再開のために

国崎 信江   危機管理教育研究所 代表

 

■論文 被災後の子どもの心のケア

加藤 純   ルーテル学院大学 教授

 

【連載】

◆エッセイ 毎日愛を伝えるイタリア人〈津田純佳〉

◆のびのび、いきいき、私の園(46) キャリアを尊重した新しい働き方~「短時間正職員」という選択肢~〈菊地加奈子〉

◆教えて園医さん! Q&A (115)手術の必要な病気〈内海裕美〉

◆保育ジャーナル(261)保育現場から考えるヤングケアラー〈伊藤嘉余子〉

◆みんなにシェア~私の成長エピソード~(10)

◆いざというときに備えて うちの園ではこうしています(10)〈川崎市・たつのこのはら保育園〉

 

【グラビア・カラー】

  • 元気っ子バンザイ2025〈石川県・福島こども園〉
  • おもちゃマスターが教える 手作りおもちゃで、保育を楽しく!(57)〈黒須和清〉
  • わが園の「いただきます」(69)〈三重県・くまだこども園〉
  • 作業療法士と考える すくすく発達あそび(22)〈酒井康年〉

 

【私たちの指導計画2月】

寒さに負けず、戸外でからだを動かすあそびをたくさん取り入れましょう。クラスの友だちとのつながりも深まり、仲間と共にいろいろなことに意欲をもって挑戦する姿も見られます。進級・進学に向けての意識が高まる時期ですが、今そのときの充実を大切に、子ども一人ひとりの育ちのプロセスを家庭にも伝え、成長を喜び合うときを つくることも大切です。

 

頁数 76ページ

価格 740円

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