関わりの中にある笑顔 和歌山県社協ふくしフォトコンテスト

2023年1129 福祉新聞編集部
ちっちゃな☆ヒーロー☆

和歌山県社会福祉協議会などが主催する「ふくしフォトコンテスト」の最優秀賞に、妊娠中の女性職員と利用者の会話風景を収めた薗部竜太さん(社会福祉法人寿敬会)の作品が選ばれた。おなかの赤ちゃんのことで会話が弾み、自然と笑みがこぼれる風景は、普段からお互いに信頼し合っている関係性がにじみ出ている=写真。

 

寿敬会では普段からSNSなどでの広報用に写真を撮っており、薗部さんは「利用者との関わりの中にはいつも笑顔があることに改めて気付いた」と話している。

 

コンテストは「支え合い、笑顔あふれる、みんなのふくし~きっと誰もが誰かのヒーロー」をテーマに7~9月に作品を募集。昨年の倍近い150作品の応募があり、6日に最優秀賞のほか、優秀賞3作品、入選6作品が発表された。

 

コンテストの目的は、身近にある福祉や支え合いの大切さを伝え、福祉職場のイメージアップを図ること。県社協の榎本幸治さんは「学生を含め一般の人からの応募もあり、福祉を知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 

入賞10作品は県社協のホームページ、広報誌などで活用されるほか、地元のスーパーで展示される。