全国初のメタバース相談窓口開設へ 長崎県福祉人材センター

2025年0328 福祉新聞編集部
メタバース相談窓口のイメージ=長崎県福祉人材センターHPより

長崎県福祉人材センター(長崎市)はインターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した相談窓口を開設する。同センターによるとメタバース上に福祉人材センターの相談デスクを設けるのは全国初で、来年度からの本格展開を見据え2月から試行を始めている。

長崎県福祉人材センターではLINEによる相談対応が主流で、窓口への来所やウェブ会議システム「Zoom」は少数だという。相談の利便性向上に加え、求職登録していない若い世代が気軽に福祉職の情報に触れる機会にもなればと、メタバース相談窓口を導入することにした。

メタバース相談窓口は求職登録していない人、求人事業所側も入場可能。自身の分身である「アバター」を使用し、自由に空間内を散策したり、チャットなどでキャリア支援専門員へ福祉の仕事について相談したりすることができる。

相談対応は平日午前9時~午後5時だが、求人情報や関連イベントの閲覧は24時間いつでも可能だ。

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