札幌雪まつりに募金ブース 「雪ミク」コラボグッズも配布

2025年0223 福祉新聞編集部
募金ブースには7000人が訪れた

北海道共同募金会は4日から11日まで開かれた第75回さっぽろ雪まつりに募金ブースを設置した。一定額以上の募金をした人へのお礼として、札幌観光大使でもあるキャラクター「雪ミク」などとのコラボレーショングッズを配布。期間中延べ7000人以上が訪れたという。

毎年2月上旬に札幌市内で開催される雪まつりは、国内外から200万人以上が訪れる雪と氷の祭典。ネット発のバーチャルシンガー「初音ミク」の派生キャラクターの雪ミクは、2010年に雪像を作ったことをきっかけに誕生した。

ブースでは、一定額以上の募金をした人への協力のお礼として雪ミクや初音ミクのグッズを贈呈。300円以上でクリアファイル、500円以上で缶バッジやピンバッジ、800円以上でアクリルキーホルダーなどを頒布した。

また、今回初めて函館市の有名菓子店「洋菓子スナッフルス」とコラボ商品を製作。「めん恋いちごオムレット」(4個入り1200円)や「キャッチケーキアソート」(4個入り1200円)の売り上げの一部は、同会に寄託された。

雪まつりの募金ブースは、札幌テレビ放送の呼び掛けで9年前から実施。コラボグッズを製作していることから、全国からファンが訪れる定番スポットになっている。

同会は「募金という特性上、販売行為はできないため、お釣りは出せないのに、一度もクレームなどがない。理解あるファンばかりで本当にありがたく、これからもコラボを続けていけたら」と話している。