障害者雇用アドバイザー研修創設 人材を育て質向上〈日本障害者雇用促進事業者協会〉

2025年0926 福祉新聞編集部
日本障害者雇用促進事業者協会のウェブサイト

日本障害者雇用促進事業者協会(JEAP、理事長=西村賢治スタートライン代表取締役)は、人材育成と支援の質向上を目的に「JEAP認定障害者雇用支援アドバイザー」研修制度を創設した。

eラーニングで15講座(計7時間半)を受講して各講座の理解度チェックに合格し、認定審査委員会で適切と認められるとアドバイザー資格が付与される。資格は1年ごとの更新制。すでに会員企業の26人が受講を始めている。

同協会は、企業に農園やサテライトオフィスを提供し、そこで働く障害者の管理などを支援する事業(障害者雇用ビジネス)を展開する企業20社を会員とする。企業に義務付けられる障害者の法定雇用率が段階的に引き上げられる中、同ビジネスの利用は拡大しているが、利用企業の障害者支援の知識不足などが課題とされている。そうした状況を受けて同協会は、障害者雇用の質の充実と業界の健全な発展に取り組んでいる。

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