「孤独感ある」4割 孤独・孤立に関する実態調査〈内閣府〉
2025年05月14日 福祉新聞編集部
内閣府は4月25日、2024年の孤独・孤立に関する実態調査の結果を公表した。孤独感が「しばしば・常にある」「時々ある」「たまにある」と回答した人は計39.3%で前年と同水準だった。
年代別では、男女とも50代が40%台半ばで最も高い。孤独感が「しばしば・常にある」に限ると、男女とも20代、30代が高かった。
孤独感とスマートフォンの使用時間(画面を見る時間)との関係を調べたところ、孤独感が「しばしば・常にある」とした人の割合は、「1日平均の使用時間8時間以上」で13.3%。これより短い人は孤独感が薄く、「1時間以上2時間未満」の人は2.7%とごくわずかだった。
調査の名称は「人々のつながりに関する基礎調査」で、今回が4回目。無作為で選んだ全国の16歳以上の2万人を対象に24年12月の状況を尋ね、1万876人から有効回答を得た。