障害者にも情報伝達 能登半島地震を特集〈消防白書〉
2025年02月17日 福祉新聞編集部
消防庁は1月21日、昨年の元日に起きた能登半島地震への対応を特集として盛り込んだ2024年版消防白書を公表した。防災行政無線など通信手段が十分に機能しなかった点を踏まえ、今後は災害情報の伝達手段を多重化する。障害者や外国人にも確実に伝わるよう留意するとした。
また、能登半島地震では全国から駆け付けた緊急消防援助隊の大型車両が、道路損壊や土砂崩落で速やかに現地入りできなかったことから「車両の小型化・資機材の軽量化や空路・海路での応援部隊の進出に向けた関係機関との連携を進める」とした。