鉄道弘済会がテナント向けに義足体験イベント 新ビルのラウンジで啓発
2026年07月29日 福祉新聞編集部
公益財団法人鉄道弘済会(森本雄司会長)は17日、2025年6月に竣工した麹町弘済ビルディング(東京都千代田区)で義足を着けて歩く体験ができるイベントを開いた。同ビルのテナント各社の職員がくつろげるラウンジを6月に設け、12月末まで同会の事業を紹介する場とする。
このビルは同会の不動産賃貸事業の一つで、その収益を社会福祉事業に充てている。入居することが社会貢献につながっていることをテナント各社に認識してもらおうとラウンジを設置した。
同ビルは地下2階、地上12階で、テナント13社の従業員数は約3000人。この日、義足を初めて装着したという女性は「最初の一歩を踏み出すのが難しかった」と話した。
同会は鉄道の職域福祉事業を目的に1932年2月に設立。車両の連結作業などでけがを負う例もあり、44年には義肢製作事業を始めた。保育所、児童養護施設、知的障害児の入所施設なども運営している。

