東京都は５日、日本ボッチャ協会主催のボッチャ大会とパラスポーツ体験会などを同時開催する「ビヨンド・スタジアム２０２３イン東京体育館～パラスポーツワンダーランド」を開催し、約２４００人が来場した。

ボッチャ大会は一般参加４４チームに加え、タレント・芸人など著名人のいる６チームの計５０チームがトーナメント方式で競い合った。大会は著名人チームが中心となり場を盛り上げた。

パラスポーツ体験会では、東京パラリンピックの正式種目にもなったテコンドー、車いすテニス、車いすバスケットボール、陸上競技、ゴールボール、ボッチャが気軽に楽しめるブースを設置。

短距離でのバスケットボールのシュート体験や車いすテニスのラリー体験、ゴールボールのボール投げなど、小さなこどもも遊べる競技を多くしたことで、ファミリー層の参加が目立った。

このほか、協力企業のＪＲ東日本による白杖を使った目隠し歩行体験、制服を着て行う撮影会などユニークなコーナーもあった。

都の担当者によると、ボッチャ大会とパラスポーツ体験会などを複合的に行うイベントは今年で３回目。毎年多くの来場者が訪れるが、今年はコロナ禍の規制緩和に伴い、ひと際多くの人が訪れた。