読書バリアフリー計画策定済み自治体55% 文科、厚労省が調査

2026年10月01日 福祉新聞編集部

 障害の有無にかかわらず、誰もが読書を楽しめるようにする読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書環境整備推進法)に基づく計画を策定済みの自治体は、2月時点で55%(前年度比4・6ポイント増)であることが7日、文部科学、厚生労働省の調査で分かった。両省は2026年度に80%の策定を目標としている。

 同法は19年6月に施行され、現在、国の第2期(25~29年度)基本計画のもと各施策に取り組んでおり、自治体は計画策定が努力義務となっている。

 全都道府県、指定都市、中核市(計129カ所)が回答した調査結果を自治体種別にみると、都道府県は47カ所中、42カ所が策定済み。5カ所が策定作業、検討中だった。

 指定都市は20カ所中、策定済みが9カ所、中核市は62カ所中、20カ所。策定予定なしとの回答が指定都市で3カ所、中核市で33カ所あり、理由は「策定を担当する部署がない」「他に優先すべき課題がある」「要望がない」が多かった。

 調査結果は同日の両省による関係者協議会に報告された。委員から法施行後、約7年たつのに未策定の都道府県がまだあることを指摘する発言があった。

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