Jリーグで表彰 スタジアムに複合福祉施設 インクルーシブな社会へ(FC今治)

2024年0531 福祉新聞編集部
「きとなる」で行われた夏祭り。右奥がスタジアム(写真提供=社会福祉法人来島会)

愛媛県のプロサッカークラブ・FC今治が日本で初めてスタジアムに複合福祉施設を併設し、インクルーシブな社会を目指すプロジェクトが、Jリーグ主催の「シャレン!(社会連携活動)アウォーズ」のソーシャルチャレンジャー賞に選ばれた。

施設名は「コミュニティビレッジきとなる」。社会福祉法人来島会が運営し、就労移行支援、放課後等デイサービスなど障害福祉サービスを行っている。障害児者、クラブスタッフ、サポーター、地域住民が交流したり、施設を地域に開放したりして、にぎわいが生まれる中で、障害の有無に関係なく心のよりどころとなる場づくりに取り組んでいる。

アウォーズは今年で5回目。Jリーグ全60クラブの社会連携活動から計6事例が表彰された。