社会福祉法人風土記<14>青垣園 上 「必ず光るものはある」を信念に
2016年08月08日 福祉新聞編集部
常に見直しを~巽元園長
吉田善亮・救護施設長(62)の話
法人に1979年就職してから、巽さんはずっと上司。「障害者だって全部ダメなわけやない」「人間としていいところを一つでも見つけようや」「ちゃんとしたことができるよう指導を」とよく諭されました。そのために、今やっているケアを見直せ、自分の頭で考えよと職員に厳しく繰り返しましたね。日常活動で一つでもできることが増えれば、本人も家族も喜ぶ。家族関係の複雑な利用者は多いが、「この人たちにはもう一度家へ帰る選択肢もあるんやからな」と、自立を念頭に置いていました。
【横田一】