地域福祉マンガ大賞受賞作収録の作品集 希望者に冊子配布も(新潟市西区社協)
2025年04月10日 福祉新聞編集部
新潟市西区社会福祉協議会が全国公募した「地域福祉マンガ大賞」の受賞11作品を収めた作品集(A5判192ページ)が完成した。選考には地元の日本アニメ・マンガ専門学校も協力し、大賞には、かくらみのりさん(熊本県)の「蒼太と過ごした夏」が選ばれた。
福祉を楽しく、面白く知ってもらうための試みで、「地域福祉文学大賞」に続く第2弾。オリジナルのフィクションであることや、32ページ以内などを条件に昨年7~10月、「ボランティア」「自分らしさ」「食」の3部門で募集した結果、63作品の応募があった。沖縄や北海道、三重、茨城など応募者の7割が県外在住者で、10~70代の幅広い年代から寄せられた。同専門学校講師らが審査し、大賞と部門賞の計4作品、特別賞7作品を選出した。
大賞の「蒼太と過ごした夏」は、夏休みに自閉症を持つ蒼太君と一緒に出掛けることになった大学生のいとこの視点から、自閉症の特性をハートフルに描いた。
希望者には送料負担の上、冊子を配布する。先着700部。詳細は同市西区社協ホームページで。