里親家庭、うどんで交流 東京育成園と丸亀製麺が連携

2026年09月26日 福祉新聞編集部
参加者らは粉からうどんを作った

 社会福祉法人東京育成園(東京都世田谷区)は13日、うどん専門店の丸亀製麺などを運営するトリドールホールディングスと連携、里親家庭を対象とした交流イベントを開いた。参加者は粉からうどんを作り、打ち立てゆで立ての味を楽しんだ。

 世田谷区内を対象とする「里親支援センターともがき」の里親交流事業として企画された。同区では約100世帯が里親登録をしており、このうちこども7人を含む15人が参加した。

 うどんの作り方を教えたのは、丸亀製麺のサステナビリティ推進部の川上直哉さん。また、普段は店舗で働いているというスタッフ2人がボランティアとしてサポートした。

 参加者は最初に、鉢に入った小麦粉に少しずつ塩水を加えながらこねた。生地をビニール袋に入れ、皆で「おいしくなーれ」と声を上げながら足で踏んだ。その後、生地を麺棒で伸ばし、専用の包丁で切り分けて完成させた。

 打ち立ての麺は、沸騰した湯でゆがいて、香り高いつゆに合わせた。小麦粉もつゆも丸亀製麺の店舗で使用しているものと同じだ。参加者らは熱々のうどんをすすりながら「お店の麺よりちょっと太いけど、おいしい」と笑顔を見せた。

 丸亀製麺は社会貢献活動の一環として、小学校やこども食堂などで無料のうどん作り体験を年50回開催している。その際、地域の店舗に呼び掛けボランティアとして参加してもらっているという。

 ともがきの岩田祐一郎さんは、今後も社会的養護に関心を持つ企業を増やしたい考えだ。「企業との連携は従業員に里親のことを知ってもらうという狙いもある。里親になりやすい社会環境にもつながれば」と話している。

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