障害者GHの管理者研修を創設へ サービスの質確保目指す〈厚労省〉
2025年12月15日 福祉新聞編集部
厚生労働省は、障害者グループホーム(GH)のサービスの質の確保に向け、新たに管理者向けの研修を創設する方針を固めた。管理者になる人にはその研修の受講を義務付ける。また、一定の実務経験も要件とする予定。厚労省は「詳細を検討している段階であり、現時点で導入時期は未定」としている。
また、生活支援員や世話人についても、障害者支援に関する基礎的な知識を学べる研修カリキュラムを開発することを検討する。
現在、GHが最低限守るべき基準を盛り込んだガイドラインを策定中で、今年度中に公表する。事業者にガイドラインに基づいた自己評価を求めることも検討する。
これらは8日に、こども家庭庁と合同で開いた会議で示された。

