福祉の仕事を体験 小中学生400人が参加(長崎県)
2025年03月06日 福祉新聞編集部
介護など福祉の仕事を小中学生が体験するイベント「キッザケアナガサキ」が2月9日、長崎市内であり、参加したおよそ400人が介護福祉士や看護師らの仕事を体験した。
介護福祉士ら福祉現場を支える専門職の人手不足が深刻化する中、県が初めて開いた。
会場の「出島メッセ長崎」に介護福祉士▽看護師▽作業療法士・理学療法士▽管理栄養士・調理師のブースを設け、こどもたちはそれぞれの仕事を体験。介護福祉士のブースでは介護現場で働く職員のアドバイスを受けながら、車いすに乗ったり、押したりして車いす体験を楽しんだ。
イベントには定員の2・5倍の応募があった。県は24日に佐世保市でも同様のイベントを開催して約200人が参加。定員のおよそ4倍の応募があったという。
県の担当者は「介護など福祉の仕事の魅力や重要性を知ってもらい、将来の職業選択の一つに選んでもらえれば」と話した。