静岡で福祉職の合同入職式を開催 法人越えた同期の絆を大切に
2026年03月27日 福祉新聞編集部
2026年静岡県福祉職合同入職式が10日、プラサヴェルデ(静岡県沼津市)で開かれ、春から社会福祉法人などで働く25人が参加した。同県社会福祉人材センターの主催。
開会にあたり、同県社会福祉協議会の藤原学常務理事は「福祉の仕事は誰かの人生に寄り添うかけがえのない仕事。温かさと誠実さを備えた福祉職員へ成長されることを期待したい」と激励。続けて、同県社会福祉法人経営者協議会の寺田千尋副会長が「これから挫折もあると思うが、そんなときに気持ちを言い合える仲間をつくってほしい」と呼び掛けた。
新規入職者代表のあいさつでは、社会福祉法人共済福祉会の特別養護老人ホームで働く川原唯滉さんが「異なる志を持ち福祉職としてスタートする仲間との絆を大切にし、一歩ずつ力をつけたい」と述べた。
社会福祉法人子ども未来計画が運営する認定こども園で働く丸山沙奈さんも「こどもだけでなく、子育て家庭に寄り添い少しでも力になれる存在になりたい」と決意を語った。
記念講演では、聖隷クリストファー大の野田由佳里教授が「福祉の仕事はほかの人のために動くので、時には自分を休ませてほしい。丁寧な日々の積み重ねが福祉の仕事には必要だ」などと話し、新人のうちは分からないことを素直に質問することが大切だとアドバイスした。その後、5人ごとのグループ対抗で一般常識に関するクイズを実施。回答が明らかになるたびに会場が盛り上がった。
合同入職式は、新たに福祉の仕事に就く職員のモチベーションを高めてもらおうと10年度から開催している。また、定期的なフォローアップ研修も行っている。今春の合同入職式は県の西部と中部でも開催しており、計70人が参加した。
今春2人の新卒職員を採用するという社会福祉法人蒼樹会の小林一明事務長は「毎年の新卒採用職員が少人数であるため、参加している。法人外に悩みやうれしさを分かち合える同期の仲間をつくることで、長く福祉業界で働くことにつながれば」と話した。

