日本経営品質賞の非営利部門大賞に合掌苑 理念、利益追求の経営実践
2026年03月19日 福祉新聞編集部
公益財団法人日本生産性本部経営品質協議会(泉谷直木代表)は5日、日本経営品質賞の表彰式を都内で開催した。大賞(非営利組織部門)に社会福祉法人合掌苑(森一成理事長、東京都町田市)が選ばれた。
同賞は国際競争力の強化に向けた生産性向上を目的に顧客価値を創造し続ける自己革新力を表彰するもので、1995年に創設された。これまで延べ55組織が大賞を受賞し、社会福祉法人は3例目。
合掌苑は66年に設立され、現在は養護老人ホーム、特別養護老人ホームなど31事業を運営する。理念(ロマン)に根差した高品質のサービスを提供し、利益(そろばん)追求のため、組織を細分化して小集団で採算を管理するアメーバ経営を導入。業務負荷軽減や労働時間短縮により多様な人材が活躍できる職場づくりを実践している。地域課題の解決に取り組み、困った時の「駆け込み寺」として信頼を得ている。
表彰式で森理事長は「人手不足で崩壊の兆しが出ているような状況にあるが、一つの模範として他組織の参考になれるよう職員一同力を合わせて地域課題の解決にまい進していく」と述べた。
同日は同じく大賞(大企業部門)を受賞した(株)ワイズマート(食品スーパーマーケット)のほか、優秀賞、奨励賞などの表彰も行われた。

