阪神大震災から29年 能登の被災者に寄り添い「ともに」

2024年0122 福祉新聞編集部
東遊園地で開かれた1.17のつどい=神戸市提供

阪神大震災は17日、発生から29年を迎えた。神戸市中央区の東遊園地では「1・17」や「ともに」という文字の形で灯ろうが並べられた。元日に発生した能登半島地震の被災者に寄り添い、助け合おうとの思いが込められた。地震発生の午前5時46分に訪れた市民らが手を合わせ、犠牲者に黙とうをささげた。

 

追悼行事は東京都千代田区の日比谷公園でも同日夕に開かれた。神戸市から届けられた灯りをキャンドルにともし、「1・17ともに」の形に並べられたろうそくを囲んで、静かに冥福を祈った。