東京ゆかりパラアスリート認定 デフバレーボール、長谷山選手が決意表明
2025年07月03日 福祉新聞編集部
東京都は6月19日、「東京ゆかりパラアスリート・ジュニアパラアスリート」の認定式と「東京パラスポーツスタッフ」の公認証授与式を、都庁本庁舎で開いた。
2025年度は、東京ゆかりパラアスリートが139人、ジュニアパラアスリートが23人認定され、このうち23人が東京2025デフリンピック出場に内定している。東京パラスポーツスタッフは、98人が公認された。
式典では、認定証と公認証が代表者にそれぞれ手渡された後、デフバレーボールでデフリンピックに内定している長谷山優美選手が決意表明した。長谷山選手は「自分たちの夢に向かって全力で努力し、都民をはじめとする多くの人々に夢と感動を届けられるよう、これからも一層精進していくことを誓います」と力強く手話で宣言した。
シドニーオリンピック金メダリスト、高橋尚子さんの激励ビデオメッセージが流れ「速い、強いだけの選手ではなく、憧れられるような選手になってください。強くて人柄も素晴らしい、愛される選手を目指してほしい」とエールを送った。