阪神大震災から30年 あの日を忘れない すばる福祉会が追悼

2025年0119 福祉新聞編集部
午前5時46分の黙とうを前に竹灯ろうに火をともした

阪神・淡路大震災の発生から30年を迎えた17日早朝、知的障害者の作業所などを運営する社会福祉法人すばる福祉会(西定春理事長、兵庫県西宮市)の関係者25人が同市上大市公園で黙とうした。

震災で作業所は全半壊した。利用者や職員は不便な暮らしにも負けず、避難所での炊き出しなどに駆け回った。全国から学生ボランティアも集まり、同公園を拠点に活動した。

2月23日には大学教授になった元ボランティア学生による講演を柱とした祈念集会を開く。