〈厚労省幹部インタビュー〉種別再編よりも多機能化を(橋本泰宏子ども家庭局長)

2021年1117 福祉新聞編集部
橋本局長

 ――障害保健福祉部長と社会・援護局長を経て、ご就任されました。

 

 今年で公務員生活35年目ですが、配属は3回目です。特に2011年から保育課長として子ども・子育て支援法に関わったのは思い出に残る期間でした。ご縁を感じており、この間の変化も勉強しながら取り組みます。

 

 ――来年には児童福祉法の改正がありますが。

 

 子どもや子育て家庭への支援が大きな課題です。児童相談所や社会的養護など都道府県が担う分野と、要保護児童対策地域協議会や子育て支援サービスなど市町村が担う分野の緊密な連携が重要だと思います。

 

 また市町村の子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点の再編も考えています。母子保健と児童福祉の両面から一体的に支援する法制的な整備が必要です。

 

 社会的養育専門委員会での議論を踏まえて幅広く取り組みます。

 

続きは本紙で

 

福祉新聞の購読はこちら