石川県が災害公営住宅を3年間無償化 経済的負担の軽減図る

2026年0204 福祉新聞編集部

 2024年の能登半島地震と豪雨の被災者向け災害公営住宅について、石川県は1月20日、入居後3年間の家賃を県負担で無償化する方針を示した。総額27億円程度が必要になる見込みで、財源には復興基金などを活用する。26年度当初予算案に、300戸分を想定した経費4000万円を盛り込んだ。

 県によると、昨年11月20日時点で災害公営住宅は輪島、珠洲市、能登、穴水町など9市町で計約3000戸の整備が計画されており、今夏から順次完成する見通し。県が市町に家賃相当額を補助する仕組みを検討している。

 災害公営住宅は市町村が整備、管理する。家賃は国が算定方法を示しており、世帯収入や世帯構成、部屋の面積に応じて決まる。入居者は共益費なども負担する必要があるため、県は家賃無償化で入居者の経済的負担の軽減を図ることにした。

 このほか、被災者の住まい確保に向けたきめ細かな支援体制の構築に向け、生活再建支援アドバイザーを4人増の16人としてサポート体制を強化。住宅確保に配慮が必要な高齢者や障害者、ひとり親世帯を念頭に、居住支援法人による賃貸契約の仲介を支援する。

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