民生委員、初の欠員2万人超え 25年度一斉改選で
2026年01月26日 福祉新聞編集部
厚生労働省は16日、民生委員・児童委員の2025年度一斉改選の結果を公表した。全国で24万971人の定数に対し、2万91人の欠員が出た。改選時点での欠員数が2万人を超えたのは初めてとなる。
25年12月1日の一斉改選で委嘱したのは22万880人。このうち新任が6万9207人、再任が15万1673人。充足率は91・7%で、前回改選時(22年度)から2ポイント減り、戦後最低となった。
民生委員は厚労大臣に委嘱される特別職の地方公務員。任期は3年。70~440世帯を担当し、無報酬で地域福祉活動を行う。
かねて担い手不足が課題とされ、厚労省は25年2月、転居後も一定の要件を満たせば残りの任期も民生委員を続けられるよう通知を出した。また、25年度に担い手不足解消に向けて調査研究事業を行っており、担当者は「喫緊の課題であり、自治体などとも協力して取り組んでいく」としている。

