厚労省が福祉団体に労災防止を要請 介護施設での死傷災害が急増
2021年10月11日 福祉新聞編集部「福祉、介護施設の労働災害が急激に増えている。従事者が安心して働き続けられる環境づくりに、より一層取り組んでほしい」。9月29日、三原じゅん子・厚生労働副大臣は、14の福祉、介護関係団体とオンラインでつなぎ、協力を要請した。特に労災の7割を占める腰痛、転倒と、高齢従事者の労災について積極的な防止対策を求めた。
2020年の福祉、介護施設における死傷災害(従事者が死亡または4日以上の休業)は1万3267人。前年から32%増え、他業種と比べても増加率が突出して高い。5年前と比較しても5670人増えている。
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