新型コロナ拡大で運動減 女性13.8%、男性12.7% (厚労省健康・栄養調査)

2024年0908 福祉新聞編集部

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、1週間当たりの運動日数が減ったとする人が女性は13・8%、男性は12・7%だったことが8月29日、厚生労働省の2022年国民健康・栄養調査で分かった。コロナ前よりも体重が増えたとしたのは女性が16・7%、男性が13・2%。コロナによる健康への影響は女性の方がやや大きいことが示唆された。

一方、肥満者の割合は男性は31・7%で、この10年間で増えたが、女性は21%で10年間の増減はなかった。調査は健康増進法に基づき毎年行うものだが、コロナ禍の20年と21年は実施できなかった。3年ぶりとなった今回の調査は22年11~12月に2910世帯に実施。身体状況については全年齢の4642人の回答を、生活習慣は20歳以上の5434人の回答を集計した。