救護施設で4年ぶりの夏祭り 利用者は運営側で参加(東京)

2023年0821 福祉新聞編集部
かき氷コーナーには長蛇の列ができた

社会福祉法人村山苑(相原弘子理事長)は7月27日、東京都東村山市にある法人敷地内で4年ぶりに「コドモナツマツリ」を開いた。コロナ禍以降、地域住民が集まる祭りの開催は初めて。感染症対策として、高齢者が多い利用者の参加は原則取りやめ、代わりに利用者の一部が運営側に回った。夏休みに入ったこともあり、親子連れ100組以上が会場を訪れた。

 

救護施設「さつき荘」や「村山荘」の一部利用者(約10人)は運営側として参加。ボウリングコーナーの倒れたピンを直すなど、例年と違う形で祭りを楽しんだ。

 

担当者の大坂友美さんは、利用者が運営側に回ったことに「みんなやる気を持って参加してくれている。こどもたちとの触れ合いが、いい気分転換になってほしい」と話した。

 

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