生活保護減額訴訟で原告側支援団体が無料電話相談 5月14日に開催
2026年04月14日 福祉新聞編集部
国が2013年~15年に生活保護費を引き下げたのは違法とし、減額処分を取り消した最高裁判決に関連し、原告側の支援団体は2日、追加給付の支給対象となる人を対象とした「相談ホットライン」(無料)を5月14日に開催すると発表した。
「いのちのとりで裁判全国アクション」(代表=木下秀雄元龍谷大教授)が、午前10時から午後6時まで、1日限りで相談を受ける(電話0120・157・930)。
最高裁は25年6月、引き下げを違法とし、減額処分の取り消しを命じた。厚生労働省は再度引き下げた上で原告以外の生活保護受給者にも追加給付することを決め、3月から一部の自治体で支給が始まった。
しかし、追加給付の仕組みが複雑なため、支給の時期や金額、申請手続きといった情報が生活保護受給者(過去に受給歴のある人を含む)に届いていない。
追加給付をめぐり、厚労省は3月30日に常設の相談センター(電話0120・179・445)を開設したが、原告側は形式的な説明に終始するとみている。
原告側は、追加給付は本来の受けるべき補償の半分に値切られたと判断。これを不服とする人らが5月13日にも大阪府で集団審査請求する方向で調整している。

