25年の生活保護申請、25万6438件で過去最多〈厚労省〉

2026年0316 福祉新聞編集部

 厚生労働省の生活保護被保護者調査によると、2025年の保護申請件数が、前年比0・18%増の25万6438件で微増したことが分かった。増加は6年連続で、現行の調査手法になった13年以降では最多を更新した。

 申請件数を年次ごとにさかのぼると、13年の25万4785件をピークに、19年の22万1950件まで緩やかに減少傾向が続いた。その後、20年に入りコロナ禍に突入すると増加に転じ、25年まで6年連続で増加している。

 増加傾向が続くことについて厚労省は、コロナ禍以降の物価高の影響や、単身高齢者世帯の増加など、要因の複雑化を挙げている。

 このほか、25年12月までの被保護世帯数は合計164万6424世帯。高齢者世帯が最も多い89万9751世帯で、障害者世帯は23万4795世帯、母子世帯は5万8540世帯、傷病者世帯は18万3042世帯だった。

 また、厚労省は、生活保護制度の運用適正化に向け、外国人による利用実態調査を国が主導して行う方針を示している。

0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る