若者支援で全国組織「わしネット」発足 政策提言や白書制作など
2026年08月28日 福祉新聞編集部
若者への生活支援などを行う団体で構成する一般社団法人若者支援全国ネットワーク協議会(わしネット)が発足した。ワーキンググループ(WG)を設置し、政策提言や白書の制作などに取り組む。
7月30日の設立総会では、代表に谷口仁史全国若者支援ネットワーク機構代表理事、荒井佑介日本ヤングプレースレス協会代表、高橋亜美えんじゅ理事長の3人が就任した。
発足にあたり、NPO法人えんじゅ、子どもシェルター全国ネットワーク会議、生活困窮者自立支援全国ネットワークなど17団体が加盟する予定。今後、交流▽白書制作▽政策提言▽社会発信――など七つのWGを設置するとともに、来春には第1回全国交流大会も開催する。
設立趣意書によると、若者施策は就労や福祉、教育、住宅など複数の分野にまたがる一方、司令塔となる機能が十分ではないのが現状。また、若者支援の団体がない地域も少なくなく、受けられる支えに格差が生じている。こうしたことからわしネットは、厳しい環境で育った若者が全国どこでも自立できる社会の実現を目指すという。
谷口代表は「若者支援は社会的な認知度も十分ではない。それぞれ活動する団体が連携して提言することで、政策の実現につなげたい」と話した。
わしネットの設立にあたっては、村木厚子全国社会福祉協議会長や池田徹ユニバーサル志縁センター代表理事が呼び掛け人となっており、ともに顧問に就任した。アンバサダーにはフィギュアスケートの鍵山優真選手が就任している。

