名称は「赤ちゃんいのちのバトン」に決定 大阪・泉佐野市が運用予定の赤ちゃんポスト

2026年0305 福祉新聞編集部

 親が育てられない乳児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」の設置を目指す大阪府泉佐野市は2月18日、名称を「赤ちゃんいのちのバトン」に決めたと発表した。熊本市の慈恵病院、東京都墨田区の賛育会病院が先行して取り組むが、自治体主導では初の試みだ。

 泉佐野市内にある地方独立行政法人りんくう総合医療センターと連携して2026年度中の運用開始を目指す。当初予算案に乳児を受け入れるために必要なハード面の整備、改修費1億5000万円を盛った。

 設置場所となる同センター内の約70平方メートルを整備、改修する。専用の出入り口、部屋の設置や動線の確保などに当たるという。

 市によると、運用に掛かる経費も市が負担し市や府内に限定せず、全国から受け入れることを想定する。赤ちゃんポストに加え、病院の担当者のみに身元を明かして出産する「内密出産」の導入も目指している。

 今年度内に事業計画書をとりまとめ、府に提出する予定だ。一時保護など乳児預かり後の連携や準備について府と協議を進めていくことにしている。

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