大分にこども支える福祉拠点 NPO法人と大分大学が連携

2026年0423 福祉新聞編集部
修道院だった建物を改修した

 NPO法人おおいた子ども支援ネット(矢野茂生理事長)が運営する「だんのはるオーガニックケアガーデン」が3月30日、大分市内に開所した。大分大の「こども共生・共育センター」も入っており、日常的に地域住民が集まる福祉拠点を目指している。

 JR豊肥線の大分大学前駅から徒歩10分ほどの場所にあるガーデンは、約1400平方メートル。もともとキリスト教の修道者が暮らしていた3階建ての鉄筋コンクリートの建物と、隣にあった平屋の民家を改修し、庭も含めて一体的に開発した。

 鉄筋建物の1階と2階で、同ネットが放課後等デイサービスを運営するほか、支援が必要な若者が短期で入居できる宿泊機能も備えている。

 併設する平屋には、地域住民が集まって食事を作ることもできるコミュニティースペースと、本を持ち寄る図書館やこどもの遊び場も設置する。

 さらに、鉄筋の建物の3階には大分大福祉健康科学部が創設した「こども共生・共育センター」が入っているのも特徴だ。

 相澤仁センター長は「研究や教育、地域実践を一体的に推進する全国でも珍しい福祉の拠点だ。日常的にこどもや学生、地域住民などが集まることで、相乗効果が生まれることにも期待したい」と話している。

 同ネットは、児童自立支援施設の職員だった矢野理事長が2014年に設立。児童発達支援センターや自立援助ホームなどを運営してきた。

0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る