介護・障害福祉の生産性向上が重要 厚労白書で2040年を展望
2026年10月12日 福祉新聞編集部
厚生労働省は9月29日の閣議に、2026年版厚生労働白書を報告した。特集テーマは「これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える」で、40年には労働力不足がさらに深刻になるとし、AI(人工知能)やICT(情報通信技術)などテクノロジーの活用による生産性の向上を重視した。
国民の7割超が担い手不足に不安
今回の白書での福祉は障害福祉を指すと断った上で「医療・介護・福祉分野における将来の担い手不足に不安を感じる国民は7割超」だとする調査結果を掲載した。
人手不足が特に深刻なのは介護だとした。障害福祉分野については「ICT活用が発展途上」「生産性向上の取り組みへの心理的ハードルがある」と指摘。事業所やサービス類型によっても導入の差が大きいとした。
事務負担減へ
障害福祉分野でICTやAIを活用した場合の将来展望については「職員の事務負担が軽減され、対話や意思決定支援に注力できる環境が整っている可能性が高い」としている。

