こどもまんなかアワード 高校生ボランティア団体「徳育宣隊」が受賞

2025年1210 福祉新聞編集部

こども家庭庁は11月27日、第3回「未来をつくる こどもまんなかアワード」の受賞者を発表した。内閣総理大臣表彰のこども・若者部門には、楊志館高校(大分市)の生徒有志によるボランティア団体「徳育宣隊」が選ばれた。表彰式が同庁であり、黄川田仁志こども政策担当大臣が表彰状を授与した。

徳育宣隊は3人の生徒が公園の清掃活動に参加したことがきっかけで、構成員は現在50人を超える。

公園の清掃で収集した落ち葉は袋に詰めて発酵させ、肥料として有効活用。栽培した野菜をこども食堂に提供している。

こども食堂での運動教室やバルーンアートなどさまざまな活動が評価され、現在は高齢者施設のイベントにも参加するなど幅広い年齢層を対象に活動している。

このほか、内閣総理大臣表彰の応援団部門では、カフェ型居場所を運営するNPO法人こまちぷらす(横浜市)が受賞。内閣府特命担当大臣表彰には、山梨県初の中高生のためのユースセンター「ミアキス」の企画運営に当たるNPO法人河原部社(同県韮崎市)など3団体が選ばれた。

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