赤い羽根運動スタート 浅草寺で募金呼び掛け

2025年1004 福祉新聞編集部
イベントには村木会長(右端)らが参加した

第79回赤い羽根共同募金運動が1日、全国一斉に始まった。今年度の目標は177億404万円。

東京都台東区にある浅草寺で開かれたキックオフイベントで、中央共同募金会の村木厚子会長は「地域には孤独孤立の状況にある人や、生活に困窮している人が多くいる。こうした人々をサポートするため地域のつながりを強くすることは、災害や感染症のような大きな困難に打ち勝つ力となる」と話した。

また、福岡資麿厚生労働大臣も「昨今は、急激な物価高騰で生活に不安を抱える人が増える中、共同募金による支援が地域の活動を下支えし、多くの人の暮らしを支えている」と意義を強調した。

イベントには大相撲九月場所で技能賞を受賞した安青錦関や、NHK大河ドラマ「べらぼう」に出演する前野朋哉さんらも参加。1列に並んで募金を呼び掛けた。

2024年度の募金実績は165億2190万円。助成実績は4万4326件・137億8517万円に上った。

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