社会福祉ヒーローズ、グランプリにネパール出身のラマさん(西春日井福祉会・愛知)
2026年02月12日 福祉新聞編集部
全国社会福祉法人経営者協議会(磯彰格会長)は1月28日、渋谷ストリーム(東京都渋谷区)で、福祉現場で活躍する若手職員に光を当てる「社会福祉ヒーローズ」を開催。全国の社会福祉法人で働く6人が約7分間のプレゼンを実施した。グランプリには社会福祉法人西春日井福祉会(愛知県)で働く、ネパール人のラマ・サビナさん(30)が選ばれた。
ラマさんは母国で看護師として勤務した後、ネパール初の介護技能実習生として2019年に来日。現在、同法人の特別養護老人ホームペガサス春日で働く。介護福祉士の国家試験には一発で合格し、25年からは4人のスタッフを束ねるリーダーにも抜てきされた。
壇上でラマさんは、来日当初は利用者からの理不尽な対応に帰りたくなったが、他の利用者から「よく頑張っているね」と声を掛けられたエピソードを紹介。自分の気持ちを伝え続けたことで信頼関係を築いたという。介護はただ世話をするだけでなく、人生の最期までどう生きたいかをサポートすることだと訴え、「利用者の尊厳を守り、笑顔になってもらう。そんな日本式の介護を世界中の人に発信したい」と語った。
社会福祉ヒーローズは社会福祉の魅力を多くの人に伝えようと18年に創設され、今回で8回目。福祉の魅力を伝える活動を表彰する「社会福祉学生ヒーローズ賞」には、楊志館高等学校(大分)、県立松江農林高校(島根)、田原福祉グローバル専門学校(愛知)のグループが選ばれた。
会場にはゲストとして人気タレントのゆうちゃみさんが登場し「私も誰かのために役立てることがないか、初心に立ち返りたい」と話した。
そのほかの出場者は次の通り。
青山美咲(平野の里・埼玉)▽藤原卓(横浜共生会・横浜)▽佐藤涼(和坂福祉会・兵庫)▽明正航太朗(博愛会・鳥取)▽光岡勇祐(ながよ光彩会・長崎)

