26・27年度で学生募集を停止する福祉系大学は10校 本紙調査
2026年01月29日 福祉新聞編集部
福祉系の学部、学科がある大学、短大のうち、少なくとも7校が2026年度から学生募集を停止することが、福祉新聞の調査で分かった。27年度以降、停止も含めると10校に及ぶ。
26年度から福祉系学科の学生募集を停止するのは、佐久大信州短期大学部(長野県佐久市)▽横浜女子短期大(横浜市)▽精華女子短期大(福岡市)▽青森明の星短期大(青森市)▽四国大短期大学部(徳島市)▽鹿児島女子短期大(鹿児島市)▽ノートルダム女子大(京都市)の7校。ノートルダムは28年度で大学そのものが閉学する。
27年度以降については、富山短期大(富山市)▽びわこ学院大短期大学部(滋賀県東近江市)▽近畿大九州短期大学(福岡県飯塚市)の3校が昨年12月末時点で発表している。
大まかに分類すると、主に保育系が3校(横浜女子、精華女子、青森明の星)、介護系が6校(近畿、富山、四国、佐久、鹿児島女子、びわこ)。ノートルダムは厳密には福祉系の大学ではないが、就職実績として高齢・保育分野が多くあった。また、10校中9校が短期大に当たる。
募集停止理由については、おおむね全校が「少子化」「四年制大学志向の高まり」を挙げている。
佐久大信州短期大学部のように、市内に代替校がほとんどない場合、地元就職の新卒供給が極端に減るという事態にもなりかねない。
一方で、横浜女子や精華女子のように比較的大都市にある場合は周辺に代替校も多く、直近の影響は軽微になる見込みだ。
ただ、全国的な少子化トレンドは今後も拡大していく見通しで、専門学校なども含めて連鎖的に養成校が減少していく可能性は否定できない。

