介護の年収376万円 入所系、大規模ほど高い傾向

2023年0905 福祉新聞編集部
2021年の平均年収

 介護労働者(月給制、勤続2年以上)の2021年の平均年収は376万円で、前年より10万円増えた。職種別で最も低いのは訪問介護員の340万円だった=。調査は介護労働安定センターが22年10月に行い、8708の介護保険事業所の回答を集計した。

 

 サービス系型別では特別養護老人ホームなどの入所系が高く、通所系が低い。規模別では大規模ほど高い傾向にあった。

 

 賞与は73%の事業所であり、平均額は61万7452円。職種別で最も高いのは管理栄養士、栄養士の72万1258円。最も低いのは訪問介護員の47万7657円だった。賞与のない事業所も9%あった。

 

 一方、「職員が不足している」と感じている事業所は66%で、前年より3ポイント増えた。職種別では訪問介護員が84%と高く、過去5年で最高となった。 

 

 訪問介護員、介護職員の離職率(21年10月1日から1年間)は前年比0・1ポイント増の14・4%。過去5年は15%以下で推移しており、ピーク時(07年の21・6%)と比べて約3分の2まで下がっている。

 

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